
新築の住宅・リフォームした住まい・新しいビルや学校などで室内に入ると体調の変調が起こる病気です。1980年代の初め、建物の省エネ化に伴って生まれた欧米各地の気密性の高い省エネビルで働く人々の間に、身体の不調を訴える症例が続出しました。
これが「シックビル症候群」と呼ばれたのが、日本では和製英語で「シックハウス症候群」と呼ばれた始まりです。
平成16年6月1日より、厚生労働省において「シックハウス」として医療点数制へ追加及び病名として認可されました。

シックハウス症状の様々な問題が発生しています。
これは、ほんの一例です。
| 2011年7月 | 東日本大震災の被災者向け仮設住宅にて、シックハウス症候群と見受けられる症例を始め、耐震補強工事のために設置される仮設校舎などでも指針値を超える環境が数多く確認される。 |
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| 2010年9月 | 岩手県の市立小学校で改修工事を行った際、大規模シックスクール問題が発生。 対策を施し基準値以下になるまでの1ヵ月半の間、体育館や近隣の中学校、公民館に臨時教室を設けて対応した。 |
| 2010年4月 | 札幌市の児童会館にて床の改修工事後、職員がシックハウス症状を発症。 指針値の26倍のトルエンが検出され、一時閉館に追い込まれる事態に発展。 工事で敷設したコルクタイルを全て撤去し、タイルカーペットに張り替えて対策。 |
| 2009年4月 | 九州地方の私立大学でシックスクール問題が長期に渡って発生していたことが発覚。07年に新校舎が完成後、アンケート対象となったうち1割が症状を訴えたことから測定をしたところ、厚労省指針値指定の13物質の総量が暫定目標値を上回った。重症者は出ていないとの理由から抜本的な対策は講じられていなかったが、強制換気装置の導入や床の張替えなどで対策を施していくことになった。 |
| 2008年7月 | 宮城県の県立高校が校舎建替えに伴い用意した仮設校舎で、100名近い生徒や教職員がシックハウス症状を訴える問題が発覚。県で測定したところ、厚生労働省が指針値を指定する物質は基準値未満であったものの、その他の物質が高濃度に検出され、T-VOC値も指針値の約5倍と確認された。 原因と考えられる建材の封じ込めや空気清浄機による強制吸着にて事態収束をしたが、転校を余儀なくされた生徒も出るなど、シックハウス問題の難しさを露呈したこととなった。 |



